Rio de Janeiro,Brazil Vol.1

子供の頃、波がないときにお散歩をしたいと思った。波はいつでもあるのよ、と母が言った。いつまでも海をみながらそのことを考えていた。とても静かだけど、力強くて、深くて、大切な感覚を、新しい波が運んで来た。<Text by Kumiko Sakai>