Dubrovnik,Croatia Vol.7

宮殿の中庭を横切ると魅力ある歴史的な建造物が多く並んでいる。石造りの回廊や優雅なエントランスには中世の時間がそのまま流れている。どこからか白い猫がひとなつこく擦り寄り、私を見つめた。その瞳はアドリア海の神秘的な色を漂わせ、宝石のようにきらきらと輝いていた。
<Text by Kumiko Sakai>